附属自然教育園

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8月25日(火) トラノオスズカケの花が見ごろを迎えています
園内ではトラノオスズカケの花が見ごろを迎えています。
この植物、自然教育園のリピーターの皆さんにはおなじみ、かもしれません??

トラノオスズカケは、四国や九州などに分布する希少な植物で、現在では絶滅危惧種にも指定されています。
本来、限られた地域に生育する植物のはずが、なぜ自然教育園にあるのでしょうか。
これにはこの土地の歴史が関係しています。
自然教育園が江戸時代に高松藩主 松平讃岐守(香川県)の下屋敷であった頃、敷地の一部に薬園を作った同郷の平賀源内が故郷から移植したものが野生化したのだろうといわれているのです。

園内では1949(昭和24)年に絶えたと考えられていましたが、2007(平成19)年に水鳥の沼付近で再発見されました。
周辺の樹木が枯死したことにより明るくなって埋土種子が発芽したと考えられています。

園内では水鳥の沼の階段付近のほか、水生植物園、武蔵野植物園などでも見られます。
花の見ごろは例年9月下旬頃まで。
ぜひお出かけください。


(事務室K)

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8月15日(土) 写真展「自然教育園の四季と生きものたち」開催中
カナカナカナ…と響くヒグラシの声に夕涼み、といきたいところですが、
連日厳しい残暑ですね。

教育管理棟1階の展示ホールでは、本日から9月13日(日)まで、
写真展「自然教育園の四季と生きものたち」を開催しています。
白金自然写真クラブの会員による、園内で撮影した四季の移り変わりと生きものたち姿を40点の美しい写真でご覧いただけます。
毎日のように園内の様々な光景をカメラにおさめている白金自然写真クラブの皆さんがとらえた自然教育園の姿。ご来園の際はぜひお立ち寄りください。

(事務室K)

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