生物記録情報

2013.10.2
生物記録情報
 現在の自然教育園内で見られる生物の情報をお知らせします。
 
〔樹木〕
(咲き始め)チャノキ
(花の見頃)ヤマハギ
(花そろそろ終わり)サネカズラ
(実の見頃)エノキ、クサギ、クヌギ、コナラ、ゴンズイ、スダジイ、ムクノキ

〔草〕
(咲き始め)アメリカセンダングサ、ササガヤ、シロヨメナ、ネズミガヤ、マルバフジバカマ、ヤブマメ
(花の見頃)アオミズ、アカネ、アキノウナギツカミ、イヌコウジュ、イヌショウマ、ウリクサ、エゴマ、オオバコ、オヒシバ、カゼクサ、カナムグラ、カラスノゴマ、カリガネソウ、ガンクビソウ、キセルアザミ、キツネノマゴ、キバナアキギリ、クサキビ、ケチヂミザサ、ゲンノショウコ、コメナモミ、サワヒヨドリ、シモバシラ、シラヤマギク、シロバナキツネノマゴ、シロバナサクラタデ、ススキ、スズメノヒエ、タイアザミ、タマサンゴ、ダンドボロギク、チカラシバ、テンニンソウ、ツユクサ、ツリフネソウ、トダシバ、ノダケ、ノハラアザミ、ハグロソウ、ハナタデ、ヒメジソ、ヒメムカシヨモギ、ヒヨドリジョウゴ、ヒヨドリバナ、フジバカマ、フタバハギ、ボントクタデ、ママコノシリヌグイ、ミズオトギリ、ミゾソバ、メヒシバ、ヤブタバコ、ヤマハッカ、ユウガギク、ヨシ
(花そろそろ終わり)アキカラマツ、アブラススキ、アマチャヅル、イノコヅチ、キンミズヒキ、ギンミズヒキ、シュウブンソウ、ダイコンソウ、タカトウダイ、ツルボ、トラノオスズカケ、ナガボノシロワレモコウ、ナンバンギセル、ヒガンバナ、ヒメジョオン、マツカゼソウ、ミズヒキ、モミジガサ、ヤブミョウガ、ヤブラン、ヤマホトトギス、ヨモギ、ワレモコウ
(実の見頃)ダイコンソウ、タマサンゴ、ヌスビトハギ、ホウチャクソウ、ミズタマソウ、ヤブミョウガ、ヨウシュヤマゴボウ

 動物は以下の通りです。
〔クモ類〕オオシロカネグモ、ジョロウグモ
〔昆虫〕
 トンボ類…アキアカネ
 バッタ類…ツヅレサセコオロギ、アオマツムシ、カネタタキ
 カメムシ類…アメンボ、アブラゼミ、アオバハゴロモ
 チョウ類…アオスジアゲハ、キタキチョウ、ツバメシジミ、ツマグロヒョウモン、イチモンジセセリ、ホシホウジャク
 ハチ類…シロスジヒメバチ、ハラナガツチバチ、コガタスズメバチ、オオスズメバチ、キイロスズメバチ
 ハエ類…ホソヒラタアブ、ヒメヒラタアブsp.、シマハナアブ、アシブトハナアブ、オオハナアブ、キゴシハナアブ
〔鳥類〕ハシブトガラス、スズメ、メジロ、シジュウカラ、ヒヨドリ、コゲラ、カイツブリ、キジバト、ドバト
〔その他〕クサガメ、メダカ、ヨシノボリ、モツゴ、スジエビ

 写真はカリガネソウの花、ミゾソバの花、ゴンズイの実です。
 カリガネソウはクマツヅラ科(シソ科)カリガネソウ属の多年草です。花全体が湾曲し、この形がカリガネ(カモ科マガン属の1種)の飛ぶ姿に似るため、この名が付けられました。薄紫色の花の姿は清楚で美しいのですが、葉に臭気があります。路傍植物園と武蔵野植物園で見られます。
 ミゾソバはタデ科イヌタデ属の1年生草本です。溝などの湿地に生え、ソバの花に似ていることからこの名前があります。水生植物園、中央湿地、いもりの池周辺で見られます。花の色は白色から淡い紅色まで変異があり、先端だけ淡紅色のものもあり、園内でも場所によって様々な色が見られます。花弁に見えるのは萼片で、花弁がないのはタデ科植物の特徴です。ミゾソバと同じ仲間のアキノウナギツカミも水生植物園で大群落となっています。
 ゴンズイはミツバウツギ科ゴンズイ属の落葉小高木です。ゴンズイという魚が漁師に相手にされないのと同じくらい役に立たない木だという意味です。花の時は地味ですが、赤い実が割れて黒いたねが見える頃が一番目立ちます。水生植物園で見られます。
カリガネソウの花
カリガネソウの花
ミゾソバの花
ミゾソバの花
ゴンズイの実
ゴンズイの実
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