生物記録情報

2018.1.12
 シモバシラは、シソ科シモバシラ属の多年草です。

 「シモバシラ」という名前は、「霜柱」の意味で、冬にこの草の茎に、氷の柱が見られることに由来します。氷の柱は、地中の水分が茎の中を上昇し、茎を割ることでできます。茎の裂け目が広がり過ぎると、この現象は見られなくなります。
 氷の柱は気温の上昇とともに融けてしまうので、なるべく早い時間に入園されることをお勧めします。
 シモバシラは武蔵野植物園と路傍植物園で見られます。

 シモバシラは、秋に白い花を咲かせます。自然教育園では昨年は9月中旬から10月初旬にかけて見られました。
武蔵野植物園のシモバシラ
武蔵野植物園のシモバシラ
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