生物記録情報

2019.4.18
現在の自然教育園内で見られる生物の情報をお知らせします。

 園内の見ごろ情報は1枚目の画像をクリックしてください。
 植物の開花リスト他は2枚目の画像をクリックしてください。
 3枚目の画像はエビネの花についての解説です。

 エビネはラン科エビネ属の多年草で、山地の林内や竹林などに生育します。日本に自生するランの仲間の代表的な種で美しい花を咲かせます。
園内にあるのは本種のみですが、近い仲間としてキエビネやキリシマエビネ、オオキリシマエビネなどがあり、これらの交雑により様々な園芸品種が生み出されました。
 エビネは普通、花弁の色は白色か淡紫色ですが色の変異が大きく、その魅力から一時期大きな人気を集めました。これにより乱獲されて個体数が激減したため、現在は自然状態のものはあまり見られなくなっています。
環境省のレッドデータでは準絶滅危惧(NT)に指定されています。

 園内では今週から咲き始め、路傍植物園と武蔵野植物園で見ることができます。

〔動物記録情報〕
《クモ類》カニグモsp.、ハエトリグモsp.

《昆虫類》
カメムシ類…マルカメムシ
チョウ類…アゲハ、ツマキチョウ、モンシロチョウ、キタキチョウ、ウラギンシジミ、トラフシジミ、ルリシジミ、ルリタテハ
甲虫類…シモフリコメツキ、ナミテントウ、イタドリハムシ、ハンノキハムシ
ハチ類…セグロカブラハバチ、クマバチ
 ハエ類…ビロードツリアブ、アシブトハナアブ、ヒラタアブsp.
      
《鳥類》ハシブトガラス、シメ、アオジ、メジロ、シジュウカラ、エナガ、ヒヨドリ、キビタキ、コゲラ、オオタカ、キジバト

《爬虫類》ニホンカナヘビ、クサガメ

《魚類》モツゴ
園内の見ごろ情報
園内の見ごろ情報
植物の開花リスト他
植物の開花リスト他
エビネの花
エビネの花
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