附属自然教育園

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スタッフブログ

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7月27日(土) 第29回植物画コンクール入選作品-受賞作品-開催中
園内ではセミがにぎやかに鳴いています。
こんにちは、事務室uです。

国立科学博物館 筑波実験植物園では、毎年、自然への理解を高める目的で、植物画コンクール−受賞作品−を開催しています。その受賞作品を展示ホールにて、7月20日(土)から9月1日(日)まで展示しています。いづれも力作で、丁寧な描写から、受賞者の植物に対する温かい眼差しが感じられます。

これらの絵はがきを(9枚セット 200円)として、ミュージアムショップで販売しています。その他、過去の優秀作品の絵はがきもございます。
園内散策後、ぜひ展示ホールにてご覧下さい。

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7月20日(土) 季節の虫「セミ」
こんにちは、青木です。

梅雨が早々に明け、暑い日が続いています。
自然教育園ではあちこちでセミが鳴きはじめ、夏を実感できます。

各所で聞こえるセミの声ですが、実際にどのくらいの種類のセミを見たことがありますか。
セミといっても種類によって鳴き方や鳴く時間帯、時期も様々で、聞けば暑さが増すようなものから涼しく感じるようなものまで色々あると思います。
個人的には涼しげでどこか切なくなるヒグラシの声が好きですが、姿を見ることはなかなかできません。
木に擬態しているセミは大きな声で鳴いていても姿を見つけるのはなかなか大変です。

自然教育園にはニイニイゼミ、ツクツクボウシ、ヒグラシ、ミンミンゼミ、アブラゼミなどのセミがいますので、鳴き声を聞いて姿を探してみてください。
また、セミの脱け殻もよく見られますのでそれぞれの違いも観察してみてください。

今年はセミの声を聞き分けて、情緒豊かな夏を過ごしてみてはいかがですか。

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7月13日(土) カイツブリの卵が確認されました。
こんにちは 事務室uです。

水生植物園で今月11日、カイツブリの卵が発見されました。実に9年ぶりの繁殖となります。
水面に水草などを集めて作った巣(浮巣)に、雌鳥が抱卵しているのが今月7日に確認されています。
この時期の親鳥は、外敵などから卵を守るため、警戒心を強めており、非常に敏感になっています。
今後、卵の数が増える可能性もあり、親鳥にかかるストレスを最小限にとどめるため、現在園内の一部を閉鎖しております。
ご来園の皆さまにご迷惑をおかけしますが、可愛い雛の姿をご覧頂ける日が迎えられるよう、見守って頂きたくよろしくお願い申しあげます。

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7月2日(火) 季節の植物「半夏生」
こんにちは、青木です。

「半夏生」(ハンゲショウ)という植物をご存じですか。ドクダミ科の植物で、花が咲く頃、花のすぐ下の葉の表面が半分白くなって化粧しているように見えることから「半化粧」とも呼ばれるそうです。
また、七十二候の1つで、夏至から数えて11日目頃(今年は7月2日)の「半夏生」の頃に花が咲くことからそう呼ばれるとも言われています。

ただ今、自然教育園ではハンゲショウがまさに白く化粧したような姿でご覧いただけます。
特に水生植物園の反対側の湿地にはハンゲショウの大群落があり、白い花が一面に咲いているようで見ごたえがあります。

季節にちなんだ植物を観察して、季節の移り変りを感じてみてはいかがですか。

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