生物記録情報

2013.10.17
生物記録情報
 現在の自然教育園内で見られる生物の情報をお知らせします。
 
〔樹木〕
(咲き始め)コウヤボウキ、サザンカ
(花の見頃)チャノキ、ナワシログミ
(実の見頃)アオツヅラフジ、アケビ、イイギリ、エノキ、クサギ、クヌギ、ケンポナシ、コナラ、コブシ、ゴンズイ、サネカズラ、シラカシ、シロダモ、スダジイ、ツクバネガシ、ノブドウ、ムクノキ、ヤマコウバシ

〔草〕
(咲き始め)アシボソ、オオニガナ、タイワンホトトギス、ヒメアシボソ
(花の見頃)アキメヒシバ、イヌホオズキ、カゼクサ、キセルアザミ、コブナグサ、コメナモミ、ササガヤ、シラヤマギク、シロバナノダケ、シロヨメナ、セイタカアワダチソウ、タイアザミ、タマサンゴ、ネズミガヤ、ノガリヤス、ノハラアザミ、ハナタデ、フジバカマ、ボントクタデ、マルバフジバカマ、ミゾソバ、メヒシバ、ヤブタバコ、ヤマハッカ、ユウガギク
(花そろそろ終わり)アカネ、アキノウナギツカミ、アメリカセンダングサ、イヌコウジュ、イヌショウマ、キツネノマゴ、キバナアキギリ、キンミズヒキ、ゲンノショウコ、サワヒヨドリ、シロバナサクラタデ、ダイコンソウ、ツユクサ、ツリフネソウ、テンニンソウ、トダシバ、ナガボノシロワレモコウ、ナンバンギセル、ヌカキビ、ノダケ、ヒメジョオン、ヒメムカシヨモギ、ヒヨドリジョウゴ、ヒヨドリバナ、ホトトギス、ミズオトギリ、ヨシ、ワレモコウ
(実の見頃)アカネ、オギ、カラスウリ、キンミズヒキ、ススキ、ダイコンソウ、タマサンゴ、ヌスビトハギ、ヘクソカズラ、ホウチャクソウ、ミズタマソウ、ヤブミョウガ、ヨウシュヤマゴボウ

 動物は以下の通りです。
〔クモ類〕モエギザトウムシ、ジョロウグモ
〔昆虫〕
 トンボ類…アキアカネ
 カマキリ類…オオカマキリ卵鞘、ハラビロカマキリ卵鞘
 バッタ類…ツヅレサセコオロギ、アオマツムシ、カネタタキ、コバネイナゴ
 カメムシ類…ヨコズナサシガメ、マルカメムシ、エサキモンキツノカメムシ
 チョウ類…アゲハ、モンシロチョウ、キタキチョウ、ヤマトシジミ、アサギマダラ、キタテハ、ツマグロヒョウモン、アカボシゴマダラ、チャバネセセリ、イチモンジセセリ、ホシホウジャク
 ハチ類…セグロカブラハバチ、ハラナガツチバチ、コガタスズメバチ、オオスズメバチ、キイロスズメバチ、クマバチ
 ハエ類…ホソヒラタアブ、ヒメヒラタアブsp.、アシブトハナアブ、ツマグロキンバエ
〔鳥類〕ハシブトガラス、スズメ、ハクセキレイ、メジロ、シジュウカラ、ヒヨドリ、コゲラ、カルガモ、キジバト、ドバト
〔その他〕メダカ、ヨシノボリ、モツゴ、スジエビ

 写真はサネカズラの実、フジバカマの花、ユウガギクの花です。
 サネカズラはマツブサ科サネカズラ属の常緑のツル性木本です。「実葛」と書き、実が美しいかずらという意味です。また、昔、どろどろした樹液を水で薄めヘアトニックのようにして使っていたことから、「美男葛(びなんかずら)」の別名もあります。園内各所で見られます。雌雄異花で本年は7月末から9月下旬にかけて花が見られました。
 フジバカマはキク科ヒヨドリバナ属の多年草です。「秋の七草」の一つで、古い時代に中国から渡った帰化植物とされています。園内には同じ属にあるサワヒヨドリ、ヒヨドリバナ、マルバフジバカマの3種も見られます。花の形態はよく似ており、葉の形などから区別することができます。フジバカマは武蔵野植物園で見られます。
 ユウガギクはキク科ヨメナ属の多年草です。秋の風物詩である「ノギク」と呼ばれるキクのの一つですが、園内ではその他にシオン属のシラヤマギクとシロヨメナも見られ、いずれも白色の花を咲かせています。ユウガギクは「抽香菊」と書き、(ユズ)の香りの菊という意味です。若い葉をつまんで指先でもむとユズの香りがします。路傍植物園、水生植物園、武蔵野植物園で見られます。
サネカズラの実
サネカズラの実
フジバカマの花
フジバカマの花
ユウガギクの花
ユウガギクの花
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