生物記録情報

2013.10.24
生物記録情報
 現在の自然教育園内で見られる生物の情報をお知らせします。
 
〔樹木〕
(花の見頃)コウヤボウキ、サザンカ、チャノキ、ナワシログミ
(実の見頃)アオツヅラフジ、アケビ(武蔵野コース)、アブラチャン、イイギリ、エノキ、カラタチバナ、クサギ、クヌギ、ケンポナシ(森の小道)、コナラ、コブシ、ゴンズイ、サネカズラ、サワフタギ、シラカシ、シロダモ、スダジイ、ツクバネガシ、ノブドウ、ヒサカキ、ミズキ、ムクノキ、ヤマコウバシ

〔草〕
(咲き始め)アカハナワラビ、アワコガネギク
(花の見頃)アシボソ、オオニガナ、カゼクサ、カンアオイ、キセルアザミ、ササガヤ、シラヤマギク、シロバナノダケ、シロヨメナ、セイタカアワダチソウ、タイアザミ、タイワンホトトギス、タマサンゴ、ネズミガヤ、ノコンギク、ノハラアザミ、ヒメアシボソ、フジバカマ、ミゾソバ、ヤマハッカ、ユウガギク
(花そろそろ終わり)アキノウナギツカミ、アキメヒシバ、イヌコウジュ、イヌショウマ、キンミズヒキ、ゲンノショウコ、コメナモミ、サワヒヨドリ、ダイコンソウ、ツリフネソウ、トダシバ、ナガボノシロワレモコウ、ナンバンギセル、ノガリヤス、ノダケ、ヒメジョオン、ヒメムカシヨモギ、ヒヨドリバナ、ホトトギス、ボントクタデ、マルバフジバカマ、ヤブタバコ
(実の見頃)アカネ、アマチャヅル、オギ、カラスウリ、キンミズヒキ、シオデ、ススキ、ダイコンソウ、タマサンゴ、ツルマメ、ヌスビトハギ、ハナタデ、ヘクソカズラ、ホウチャクソウ、ミズタマソウ、ミズヒキ、ヤブミョウガ、ヨウシュヤマゴボウ

 動物は以下の通りです。
〔クモ類〕ササグモ、ジョロウグモ、ヨツデゴミグモ
〔昆虫〕
 トンボ類…アキアカネ
 カマキリ類…オオカマキリ卵鞘、ハラビロカマキリ卵鞘、コカマキリ成虫
 バッタ類…ツヅレサセコオロギ、アオマツムシ、カネタタキ
 カメムシ類…マルカメムシ、エサキモンキツノカメムシ、アオバハゴロモ
 チョウ類…モンシロチョウ、キタキチョウ、ヤマトシジミ、アサギマダラ(成虫・幼虫)、ツマグロヒョウモン、イチモンジセセリ、ホシホウジャク
 ハチ類…ルリチュウレンジ、セグロカブラハバチ、ハラナガツチバチ、チビドロバチ、キイロスズメバチ、クマバチ
 ハエ類…クロヒラタアブ、ホソヒラタアブ、ヒメヒラタアブsp.、アシブトハナアブ
〔鳥類〕ハシブトガラス、スズメ、メジロ、シジュウカラ、ヒヨドリ、コゲラ、キジバト、ドバト
〔その他〕メダカ、スジエビ

 写真はオオニガナの花、タイワンホトトギスの花、チャノキの花です。
 オオニガナはキク科フクオウソウ属の多年草で、湿地に自生します。アキノノゲシに似ていますが、葉の形が異なり、花は大型で色も鮮やかです。東京都の絶滅危惧種となっています。水生植物園で見られます。
 タイワンホトトギスはユリ科ホトトギス属の多年草です。台湾と沖縄に自生します。園内では同じ仲間にホトトギスとヤマホトトギスがあります。ヤマホトトギスはすでに咲き終わっていますが、ホトトギスの方はまだ咲き残っています。タイワンホトトギスの花はホトトギスに似ています。タイワンホトトギスは茎の頂点で花枝がよく分かれて多くの花をつけ、それがホトトギスとの相違点です。また、タイワンホトトギスは中国・沖縄が原産で、園芸品種も多く、日本産のホトトギスとの交雑種も多いようです。園内のタイワンホトトギスも交雑種です。武蔵野植物園で見られます。
 チャノキは中国原産のツバキ科ツバキ属の常緑低木です。その名の通り、お茶の木です。お茶は中国では四千年前から飲まれ、中国語の「チャー、ツァ、ツァー」から日本では「チャ」と呼ばれています。また福建省方言の「テー」が世界のteaの語源となっています。花は小さな白いツバキのような風情で、枝に下向きに付きます。路傍植物園、武蔵野植物園などで見られます。
オオニガナの花
オオニガナの花
タイワンホトトギスの花
タイワンホトトギスの花
チャノキの花
チャノキの花
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